山田露結ブログ

about Rockets Yamada

俳句評

人生楽勝

このTシャツを着てるとひんしゅくをかうことがあるんですよね。 いやぁ、まさか、僕だって人生楽勝だなんて思ってないですよ。 人生かがやく空瓶に蠅すみつきて 島津亮

写生

いま見ているものを写す。 過去に見たものを写す。 僕はわりと後者のやり方なんです。 いま見ているものを写そうとすると「見ている」という現実に支配されてしまってにっちもさっちもいかなくなってしまうんです。 蝶うつる眼で見る蝶の眼にうつる 山田露結…

取り合わせ

俳句の取り合わせって料理の盛り付けみたいなものなんじゃないかなぁって思ったりするんですよね。 皿の上に肉と野菜がきれいに盛り付けてある。 それを見てわぁ~おいしそうって思う。 わぁ~おいしそう。 うん。 それ以上の説明はいらないような気がするん…

言はぬが

満開の言はぬが花を言いにけり 土井田晩聖 銀化6月号 土井田晩聖さん。 銀化のメンバーの中でもとりわけ好きな俳人です。 晩聖さんの句を読んでると、ああ、そうか、俳句って遊びだったんだってあらためて気づかされるというような意味のことを以前どこかに…

銀化6月号

銀化6月号で中村堯子さんが僕の句を取り上げてくれています。 好意的に読んでもらってます。 ありがとうございます。

ごっこ

昨夜ツイッターで四ッ谷龍さんとのやり取りがあったのであらためてここに書いておきますね。 @rocketsyamada 焚きつけられた人って、誰のことですか。小津さんですか? — 四ッ谷龍 (@leplusvert) 2017年5月26日 俳句の文化遺産登録への動きについての批判的…

なりけり

見ない方がいい景色もある。 聞かない方がいい話もある。 知らない方がいい気持ちもある。 今日からは咲かない沙羅の木なりけり 池田澄子

ああ、そうか

本当に利口な人はきっと何にも言わないんですよ。 僕は利口じゃないからついつい何かを言いたくなってしまう。 今朝目が覚めたらなぜか急にこの句が頭に浮かんできて、ああ、そうか、と思ったんです。 ああ、そうか。 穀象の群を天より見るごとく 西東三鬼

無意味にも意味にも

からすうりつらなり咲きて意味に似る 小林千史 もうずいぶん前のことなのでこの句をいつどこで目にしたのかはっきりとは覚えていないんですけどこの句の「意味に似る」までを読み下したとき「あっ」って思ったんですね。 僕は俳句を読んでときどき「あっ」っ…

内容

読んだ本の内容とか見た映画の内容とかってしばらくたつとすっかり忘れちゃうんですよね。 僕が俳句をいいなと思うのは、はじめから内容がないからなんじゃないかなって気がするんですよね。 冷やし中華の具の細切りや旅の途中 山田露結 ウラハイ = 裏「週刊…

春の花屋になって

週刊俳句に寄稿しています。 【俳苑叢刊を読む】第15回 栗林一石路『行路』■春の花屋になって ……山田露結 weekly-haiku.blogspot.jp

高野素十を読む 山田露結

蝶々迅く飛びにけり 素十の俳句は可愛い。私は俳句をはじめてまだ間もない頃 に初めて素十作品に触れたときから今までずっとそう思い続 けてきた。私が抱いているこの「可愛い」という感覚はいっ たいどういうものなのだろうか。今回、あらためて素十作品 を…

読者?

俳句は読者より作者の方が多いというのはよく聞く話ですけど、これ、きちんと統計をとったりして調べてることではないと思うので、まあ、印象論の類でいいと思います。かりにそれが事実だとしても誰も困らない。たぶん、俳句も困らない。んでもって「お前ら…

初湯

家族皆で山田してゐる初湯かな 山田露結

忘れ

角川「俳句」1月号の特別座談会『今年、この俳人から目が離せない』に中内亮玄さんの名前があったので買ってみたら、亮玄さんが僕の名前を挙げてくれてる。おいおい! ついでに、角川「俳句年鑑」2017も買ってみました。 ここでも、岸本尚毅さんが四十代俳…

年末ですね

夢は枯野を少年少女合唱団 山田露結 hw02.blogspot.jp http://mojolovich.tumblr.com/post/100480508257/rockets-yamada-夢は枯野を少年少女合唱団山田露結-ホームスウィートホーム mojolovich.tumblr.com

銀化11月号

露結さんの句を取り上げてくれるなんて遠藤由樹子さんて、なんていい人なんでしょう。(「銀化」11月号より)

ウクレレと俳句と「とぅむるま」と幸せと感謝の冷やし中華

ウクレレと俳句と「とぅむるま」と幸せと感謝の冷やし中華 山田露結 僕はこの頃、ウクレレを手に入れました。ウクレレはいいなあ。気楽で手軽で簡単で。ギターほど難しくないし。そもそもギターほど難しく弾く必要がない。海で弾くのもいい。友達の家に遊び…

「とぅむるま」で とぅむるむ とぅむるめ とぅむるもう

俳句誌「里」最新号。小特集 『「とぅむるま」で とぅむるむ とぅむるめ とぅむるもう』に露結さんの「ウクレレと俳句と「とぅむるま」と幸せと感謝の冷やし中華」という記事が載ってます。舌かみそうです。 「里」の注文は邑書林まで→ http://youshorinshop…

「現代俳句を探る」

露結さんの句を取り上げてる下山田禮子さんって、なんてセンスのいい人なんだろうって。「現代俳句を探る」(遊牧社)。

銀化6月号

露結さんの句を取り上げてる望月周さんって、なんてセンスのいい人なんだろうって。 (「銀化」6月号)

俳句自動生成ロボット「ウニコール伯爵」

shindanmaker.com 診断メーカーで俳句自動生成ロボット「ウニコール伯爵」というのを作ってみました。お試し下さい。 赤色は思想ほどけて去る音か ウニコール伯爵ニッポンは主観壊れて絶つ声か 〃戦争は微笑あふれてくる夜か 〃 など。

ブルーシート

ブルーシートがいつも何処かに青いか地球 山田露結(quote from a Sumiko Ikeda's haiku)

「あとがき」について

句集の「あとがき」が作者の謙虚な俳句観と、そして関係者への感謝の言葉で結ばれるというパターンでテンプレ化されていることに少し違和感はあるんですけどね。 http://rocketsyamada.web.fc2.com/

戦争が

戦争が廊下の奥に立ってゐた 渡辺白泉 いや、これはね、浮気がばれたときの状況だよって以前言ったことがあるんだけど。

俳句

俳句というのは社会的な大きなテーマを扱おうとしたときにはなかなかうまく機能しない表現形式なのではないかなと思ってみたり。 — 山田露結 (@rocketsyamada) 2015, 12月 13 時事詠というのも個人的なレベルに引き寄せて詠まれた題材の背景にうっすらと社会…

ゲシュタルト

俳句一句は、結局ひとつの塊りーひとつのまとまりとして在るもの。私たちの心中に、詩的享受の一定の構え・一定範囲に適合するための一塊・一個であるー読者への一体・全体、鑑賞者の心為へのゲシュタルトとしてあると考えられてよい。俳句は、一つのゲシュ…

戦後?

今は戦後? いつまでが戦後? 戦後といふ不思議な国を地図で見た 山田露結 http://rocketsyamada.web.fc2.com/

...さて。

「俳句でものを言う」のか 「俳句でものを言わない」のか。 ...さて。 ヒノマルに醤油一滴豊の秋 山田耕司 (「円錐」第67号) http://rocketsyamada.web.fc2.com/

伊沢三太楼を読む

伊沢三太楼を読む 鶯の声遠き日 山田露結 今から十年ほど前、私がまだ銀化に入会する以前のことである。ある人に俳句をやってみないかと誘われて近くの俳句教室に通いはじめた。通いはじめてしばらくして、その教室の先生から一冊の句集をいただいた。「三太…

住宅顕信を読む

住宅顕信を読む 「寡黙な詩型」として 山田露結 自由律俳句というと、まず尾崎放哉や種田山頭火の句を思い浮かべます。 墓のうらに廻る 放哉 鉄鉢の中へも霰 山頭火 私は普段、いわゆる有季定型で俳句を作っていますが、ときどき思いついたように自由律を作…

《新幹線に乗る直前にとりあえず手軽に買うことの出来る無難な東京土産  澤田和弥句集『革命前夜』の一句》 山田露結

週刊俳句 Haiku Weekly毎週日曜日更新のウェブマガジン。 http://weekly-haiku.blogspot.jp/2013/07/blog-post_14.html _

「何か」とは何か  田島健一電子句集『霧の倫理』を読む 山田露結

週刊俳句 Haiku Weekly 毎週日曜日更新のウェブマガジン。 http://weekly-haiku.blogspot.jp/2011/07/blog-post.html